背中が痛い!原因と改善方法は?
カテゴリー:背中の痛み
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背中が痛い!原因と改善方法は?
首から背中にかけて痛む際、「肩こりかな?」「寝違えたかな?」と軽く考えていませんか?
首や背中は身体を支える大事な部位です。
首から背中にかけて痛みがある場合は筋肉が悲鳴をあげている状態かもしれません。
前回はぎっくり背中についてお伝えしました。
今回は首から背中にかけての痛みの原因と改善方法をご紹介します。
【首・背中の痛みの原因①】身体の歪み
猫背や反り腰、左右どちらかに身体が傾いている人は身体に歪みが生じている場合があります。
身体が歪んでいると身体の一部分にだけ負荷がかかった状態で日常生活を送っているため痛みや痺れが生じます。
頚椎椎間板ヘルニアの場合も!
首と背中は一見別々の場所に痛みが出ているように見えますが、首と背中は筋肉などが隣り合っているため、どちらかの歪みを身体が補正しようとして更に歪みが生じているケースがあります。
先に首に痛みが出てくる事もあれば背中や腰が先に痛む場合もあります。
内股・がに股の人も注意!
極端に内股・がに股の人は足元から姿勢が崩れ、身体全体が歪んでいる可能性があります。
自分ではなかなか気づきにくいので、周りの人に姿勢が悪くないかチェックしてもらうのもおすすめです。
【首・背中の痛みの原因②】筋肉疲労(運動不足や運動のし過ぎ)
激しい運動をすると筋肉が緊張して硬くなります。
運動不足の場合は普段あまり筋肉を使っていない状態なので、少しの負荷で筋肉が疲労し緊張して硬直します。
筋肉が硬くなると、柔軟性を失い血管と痛みを伝える神経を引っ張って刺激します。
すると首の痛みや背中の痛みが起きてしまうと考えられています。
また、筋肉の働きが弱くなってしまうために心臓から送られて来た血を心臓まで送り返す力が弱くなり、血流が悪くなります。
血流が悪くなると免疫力が下がるため、冷え性や疲れ、風邪を引きやすいなどの症状が出る事があります。
【首・背中の痛みの原因③】暴飲暴食による内臓疲労
日頃から食べ過ぎない、飲み過ぎない事に越した事はないのですが、そうは言っても仕事などのお付き合いなどもありますよね。
食べ過ぎ・飲み過ぎにより内臓が疲労してしまったら、食事の際には消化の良いもの・ノンアルコール飲料などを摂るようにしましょう。
内臓も働きすぎると疲れて機能が低下します。
飲みすぎてしまう人は意識的に休肝日を設けるのもおすすめです。
【首・背中の痛みの原因④】ストレス(自律神経の乱れ)
仕事や人間関係などで精神的、肉体的に強いストレスを受けると自律神経が乱れる事があります。
自律神経が乱れる事により様々な身体の不具合が生じます。
背中の痛みや首の痛みも自律神経の乱れが原因となるケースがあります。
原因に応じた改善方法は?
その原因によって改善方法が違ってきます。
自分の今の状態を知った上で後述する改善策を行いましょう。
身体が歪んでいる場合の改善方法
背中の痛みを取り除くには、まずは身体の歪みを取り除く必要があります。
自分でストレッチができそうなら無理のない範囲で行っても構いませんが、激しい痛みを伴う場合には無理に身体を動かそうとせず、安静にして下さい。
整骨院や接骨院などで身体を根本から改善すると、短期間で改善が見られたり、アドバイスをもらえたりするので再発しにくいのがメリットとしてあげられます。
筋肉疲労(運動不足や運動のし過ぎ)による背中の痛みの改善方法
とにかく筋肉を休ませる事。
筋肉が緊張して固まっている状態です。
ある程度筋肉の張りが収まるまでは安静にしておく方がいいでしょう。
暴飲暴食による内臓疲労の改善方法
まずは内臓を休める事です。
腹八分目を心がけ、飲みすぎは厳禁です。
また、整骨院や接骨院で内臓調整を行ってくれるところもあります。
後述する自律神経の乱れと内臓調整は密接な関係があるため、内臓を正しい位置に調整すると自律神経の乱れによる症状も改善される事もあります。
ストレス(自律神経の乱れ)による背中の痛みの改善方法
ストレスとなる原因を取り除く事が一番の改善方法ではありますが、そうはいっても現代社会でノンストレスで生きていくのは難しいのではないでしょうか。
「ストレスを取り除く」というよりも「ストレスとうまく付き合っていく」という考え方の方が気持ちが楽になります。
寝不足や不規則な生活は心身ともにストレスを受けやすいので、生活リズムが崩れている人は生活を見直す事が大切です。
また、交感神経と副交感神経のバランスによって成り立っている自律神経。
整骨院や接骨院での施術も有効な手段となります。
優位になり過ぎている交感神経を落ち着けて副交感神経を優位にする事で、心身がリラックスして回復優先モードになります。
我慢できない首や背中の痛みは迷わず病院で受診を!
首や背中が突然経験した事のない程激しく痛んだり、吐き気を伴う場合は危険な病気の場合があります。
すぐに病院で診察を受けて下さい。